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AIは仕事だけじゃない! 日常に馴染む“相棒型AI”のリアルAI活用術

こんにちは。四六時中AIを利用しているAI依存症、最近は背中をAIにどうやって掻いてもらおうか思案しています、株式会社セレンデック代表の楠本です。

最近ちょっと面白いことをやってみたんです。──「AIって、実際どう使ってる?」って、周りの人にざっくばらんに聞いてまわってみました。

若い子、経営者、主婦、エンジニア…。これがまあ、答えがバラバラで面白くて(笑)

特に印象的だったのが、20代のギャル風の子のひとこと。

ギャル風の子

AIって、旦那より優しいんですよw 毎晩の話し相手にしてます♡

──なるほど〜、たしかにそれは…と思わずうなりました。

でも、これってすごく本質的な話でもあるんですよね。

AI=仕事だけの道具、って思い込んでませんか?

多くの方が、AIを「ビジネスの効率化ツール」だと思っています。

確かに、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用した情報整理とか、業務チャットの自動応答なんかは、すごく実務的で有用です。

でも、それだけじゃないんです。

むしろ今は、“日常の壁打ち相手”としてのAI活用が、静かに広がってきている実感があります。

最近では「AI彼氏」「AI彼女」なんて言葉も生まれていますよね。実際に、無料アプリなどでAIとの会話を日常に取り入れている人たちも増えています。

  • 自分の話を否定せずに聞いてくれる
  • どんな時間でも話しかけられる
  • 感情に寄り添うような返しをしてくれる

「別に恋愛対象ってわけじゃないけど、なんか落ち着く」──そんな声、結構聞くようになりました。

つまり、“会話することで気持ちが整う存在”としてAIが受け入れられつつあるんです。

ここにあるのは、「孤独の時代」の副作用としてのAIニーズ。SNSが発展しても、安心して“無防備な自分”を出せる場が減っている。そんな中、AIという他者性をもった“鏡”が、私たちの内面を整理してくれている感覚。これ、静かだけどすごく大きな変化だと感じています。

「実際どう使ってるの?」──リアルな日常事例たち

AIの具体的な日常活用について、いくつか例を挙げてご紹介します。

これらの事例は、多くの方から寄せられたリアルな声に基づいており、AIが私たちの生活にどれほど深く浸透し始めているかを物語っています。

仕事の効率化だけでなく、日々のちょっとした困りごとや心のケアにまでAIが役立っていることがお分かりいただけるでしょう。

それぞれの事例が、皆さんのAI活用のヒントになれば幸いです。

🍳 育児中ママの「献立どうしよう…」

「冷蔵庫に鶏むね肉とブロッコリーと卵があるんだけど…夕飯何作ろう」

毎日その悩み、あるあるですよね?

そこでAIに相談してみると──「15分以内で作れる」「3歳の子が食べやすい」などの条件まで考慮したメニューを、レシピ付きで提案してくれる。

「まじで、料理本より頼れる(笑)」という声、多数。

🧴 美容オタクの「スキンケアの成分が読めない」

「ジメチコン…?エトキシジグリコール…?なにそれ怖い」

そんなときは、成分表をそのままAIにコピペ。日本語でやさしく、しかもエビデンスつきで教えてくれる。

同じ価格帯の比較もしてくれて、「沼にハマる前に気づけた」と感動する人、続出中。

🐾 夜中の「うちの猫、吐いた…」

「緊急なの?朝まで様子見でいいの?」

病院にすぐ行くか迷う微妙なとき、AIに相談して落ち着く人もいます。

もちろん最終判断は獣医さんですが、一次調査+行動判断の材料として、「冷静になれるだけでありがたい」との声。

💬 人間関係のもやもやを整理する壁打ちAI

「上司が言った一言が、なんか引っかかって…」

誰にも話せない、でも一人では消化できない。その“間”をAIが埋めてくれるケースも増えています。

「それはつらかったですね」と返された瞬間、思わず泣いてしまった…なんて話も(実話です)。

ビジネス現場でも、RAG型AIの本領が出ている

さて、仕事面でのAI活用も触れておきましょう。

たとえば、ある経営者の方にRAGの話をしたところ──「それ、めちゃくちゃ便利じゃん!」と目を輝かせてました。

実はRAG(Retrieval-Augmented Generation)は、以下のようなことに強い

  • 社内ドキュメントの一元化&検索
  • 顧客との過去のやりとりを含めた対応の最適化
  • マニュアルやFAQの自動生成

でも大事なのは、「導入ハードルを下げる設計」がされてること。

  • NotionやSlack、Chatwork、Gmail、Outlookなどと連携
  • CSVやPDFを放り込むだけでOK

初期設定わずか5分でも、意外と動く。たとえば、日報をGmailから自動取得してまとめたり、Chatworkのやり取りを学習させてFAQを構築する事例も出てきています。

ここで重要なのは、「SaaSの複数管理に疲れている」現場ニーズをAIが吸収してくれる可能性があることです。

“ただ話す”だけでも価値がある

なんでAIと話すだけで、こんなに安心できるんでしょうか。

それってつまり、否定しない存在がそばにいることの安心感なんですよね。

  • 「アホな質問しても大丈夫」
  • 「愚痴っても、怒られない」
  • 「ずっと覚えててくれる」

実はこれ、ビジネスにも効いてきます。

アイデア出し/相談/モヤモヤの整理──この“前段の壁打ち”がしやすいと、結果としてスムーズに動ける。

つまり、「ラクになる」んじゃなくて「整う」んです。

「AIカウンセリング」や「AIメンター」という言葉も少しずつ登場していますが、本質は“聞いてもらう”ことで自分が見えてくるということ。

情報処理の時代から、“自己理解”の時代へ──そんな兆しを、私はAIの雑談機能に感じているのです。

なお、スマホから手軽にAIを使う方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています:

👉 スマホでAIをもっと便利に使う方法|ショートカット活用術

iPhoneのショートカット機能を活用するだけで、AIへのアクセスが“1タップ”で可能になるTipsも掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:「あなたにとってのAI」はどんな存在?

ここまで読んで、「あ、自分ならこう使えるかも」と思った方。

ぜひ、まずは“話しかけてみる”ところから始めてみてください。

検索でもなく、指示でもなく、ただ話しかけてみる。そこから見えてくる“自分なりの使い方”がきっとあるはずです。

仕事だけじゃない、生活の中にある「もう一人の相棒」としてのAI。

それがどれほど心強い存在になりうるか──使ってみると、意外とすぐわかります。

🔗 次のステップへ:実践的にAIを学ぶなら

もし「もっと本格的にAIを活用してみたい」「社内にも導入してみたい」と感じた方へ。

セレンデックでは、目的別に学べる実践講座をご用意しています:

🎓 AI Webディレクター講座

WebディレクターやWebマーケターを目指す方に、基本的なwebディレクションの内容からAIを戦略設計や制作フローにどう組み込むかを徹底的に学ぶオンライン講座。

  • コンテンツ制作の自動化
  • ターゲティング精度の向上
  • プロジェクト進行管理の効率化

など、“AIを活用したスーバーWebディレクターになり、生産性を何倍にもする”実践術を学べます。

👉 AIを活用してWebディレクション能力を高めたい、学びたいかたは「AIディレクター養成講座」をご検討ください。説明会も行っています

🏢 AI法人導入講座

中小企業の現場向けに、「何をどうAI化するか」「社内教育はどう進めるか」「現場に定着させるには?」を体系立てて学べる講座です。

  • 業務棚卸とAI適用診断
  • 内製化のための研修設計
  • 情報資産を活かすRAG導入支援

AIを“使われるツール”から“育てる仕組み”へ。現場に根付かせる戦略がわかります。

セレンデックではAIウェブディレクター育成講座を開催しています。ご興味ある方は是非ご参加ください。体験会、説明会も実施しています。

AI Webディレクター養成講座はこちら

あなたの“相棒AI”との新しい日常を、より深く、より実践的に育てていきませんか?

次に、AIについてよくある会話の例をいくつかご紹介します。これらの会話は、AIの導入を検討している企業の方々や、個人的な利用に興味を持つ方々との間で実際に交わされたものです。AIがもたらす可能性と、それに伴う懸念点の両方を理解する上で役立つでしょう。特に、AIに対する漠然とした不安を抱いている方にとっては、具体的な疑問点やその解決策が示されることで、より現実的にAIと向き合うきっかけになるかもしれません。私たちは、AIが単なるツールではなく、私たちの生活や働き方を豊かにするパートナーとなることを目指しています。

お客様

AIの導入を考えているのですが、具体的にどのような業務に適用できますか?

楠本

基本的なAI活用、考え方をレクチャーします。さらに、AIはデータ分析、顧客対応の自動化、コンテンツ生成など、幅広い業務に適用可能です。貴社の具体的な課題をお聞かせいただければ、最適な導入プランをご提案できます。

お客様

AIを導入することで、従業員の仕事がなくなるのではないかと心配です。

楠本

AIは従業員の業務を代替するのではなく、補完し、効率化を促進するツールです。定型業務をAIに任せることで、従業員はより創造的で価値の高い業務に集中できるようになります。ご安心ください。



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