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スマホのショートカットにAIを仕込むと、日常がちょっと未来になる話

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こんにちは。暑い日が続きますね。夏といえば、ショートカットが映える季節──私はショートカットの女性が素敵だと思いますが、みなさんはショートカットの女性・男性はお好きですか? ショートカッター研究家の楠本です。株式会社セレンデック代表の楠本です

……今回は髪型の話ではなく、スマホのショートカットキーにAIを仕込んだら生活がちょっと未来になった、という実用的な話です。

「皆さん、最近AI使ってますか?」──唐突ですが、これ、最近いろんな場面で聞いています。

正直、私は最近はGoogle検索よりもまずAIを開くことが増えました。とはいえ、用途によってはGoogle検索も当然活用します。検索結果の一覧性や、企業の公式ページ、比較情報を見るにはやはり強いです。

ただ、なにか要点だけをサクッと知りたいとき──ChatGPTかClaude、あるいはGemini(旧Bard)に最初から聞いてしまうことが多いのも事実です。

最近では「AIオーバービュー」など、Google検索結果にAIの要約が表示されるようになりましたよね。でも私は、その手前で「AIに直接聞いてしまう」スタイルがしっくりきてます。

「AIを使いこなすコツ」って、結局“量”なんじゃないか説

AIの使い方に詳しくなりたい?なら、とにかく“たくさん使う”のが一番だと思っています。

「どんなプロンプトを投げればいいか分からない…」という人も多いですが、考えすぎるよりまず聞いてみる。聞いて、微妙だったら言い直す。それを何度か繰り返しているうちに、自然と“自分流のAIとの付き合い方”ができてくるものです。

私も最初はGoogle検索の延長のように使っていました。でも、今ではちょっとした壁打ちから、思考整理、議事録の要約、果てはレシピのアレンジまで──「まずAIに聞く」が癖になっています。

スマホからAIにアクセスするの、地味にめんどくさくないですか?

そうなんです。スマホだと「ブラウザ開いて、タブ探して、入力して…」ってなると、どうにも億劫になってしまう。

これ、たぶん多くの人が無意識に感じてる“ちょっとしたストレス”なんじゃないかと思います。しかも、それが“習慣化の妨げ”になる。

「今この瞬間にAIに聞きたいことがある」

そんなときに、いちいちアプリ探したり、ログインしたりするようじゃ、せっかくの発想も熱が冷めてしまうんですよね。

iPhoneユーザー限定の“裏技”:ショートカットにAIを仕込む

で、ここからが本題です。

皆さん、iPhoneの左上のボタン(サイドボタン)にショートカット機能があるの、ご存じですか?

実はこれ、自分の好きなアクションを仕込んでおけるんです。たとえば、私の場合──

サイドボタンを長押し → Google Geminiが音声入力モードで起動

これを設定しています。

ちょっとした疑問や、考えを整理したいときに、サイドボタンを押して「○○ってどう思う?」と話しかけるだけ。

これ、マジで便利です(笑)

音声入力でAIに聞けるので、わざわざ画面を見なくてもOK。移動中でも、布団の中でも、思いついたときに即アクセス。

しかも、これGPTでもClaudeでもPerplexityでも、同じように設定可能なんです。

【実践】ショートカット設定のやり方(iPhone編)

では、具体的な設定方法をご紹介します。

  1. ショートカットアプリを開く
    iPhoneに標準で入っている「ショートカット」アプリを起動します。
  2. 新規ショートカットを作成
    右上の「+」ボタンをタップ →「アクションを追加」
  3. 「URLを開く」アクションを選択
    「アクションを追加」→「Web」→「URLを開く」
    Geminiなら:https://gemini.google.com/
    GPTなら:https://chat.openai.com/
    Claudeなら:https://claude.ai/
  4. ホーム画面やサイドボタンに設定
    作成したショートカットをウィジェットに追加する
    または「アクセシビリティ」→「サイドボタンのショートカット」で登録
    これで準備完了です。

「距離」が近づくと、習慣が変わる

スマホを取り出して、画面を見て、アプリを探して──。

これって意外と“情報との距離”が遠いんですよね。

でも、「ポン」とボタンを押すだけでAIが起動するようになると、その距離が一気に縮まる。

結果、AIとの対話が“当たり前の行動”になる。

これ、小さな違いに見えて、結構大きな差を生むんです。

「ちょっとやってみようかな」と思ったあなたへ

興味を持った方は、ぜひ一度設定してみてください。

最初は「これだけ?」と思うかもしれません。でも、1週間も使えばきっと「戻れない…」ってなります(笑)

AIとの付き合い方を変える第一歩は、こういう“小さな仕掛け”から始まるのかもしれません。

ふとした瞬間の「これ、聞いてみようかな」が、次の仕事や発想に繋がる──そんな日常の変化が、きっとどこかに訪れるはずです。

よくある質問(FAQ)

  • Q1. Androidでも同じことできますか?
    A. できます。Androidでもショートカットアプリやウィジェット機能を活用すれば、同様の設定が可能です。
  • Q2. 音声入力って正確ですか?
    A. 意外と精度高いです。特に静かな場所なら、誤認識は少ない印象です。
  • Q3. GPTやClaudeはアプリじゃないと使えない?
    A. ブラウザで開けるURLがあれば、ショートカットでも問題ありません。
  • Q4. 情報漏洩が心配です…
    A. 各AIの設定次第である程度の対策は可能ですし、あとはそのAIの会社をどこまで信じるか(笑)ですね。
  • Q5. 操作が難しそうです
    A. 初回は5分程度かかりますが、手順通りに進めれば簡単です。不安な場合も、それこそAIに聞いてみましょう! このようなリテラシーの差が、これから大きな生産性の格差に繋がっていくと思います。頑張って!


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