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「集中できないのは根性じゃない」──椅子・環境・AIで変わる“がんばらない設計術”

こんにちは。オフィスチェア大好き、家具屋に行ったら必ず試座する椅子オタク──株式会社セレンデックの楠本です。

いきなりですが…最近、集中力が続かない。腰が痛い。なんとなく仕事に身が入らない。

そんな時、「もっとがんばらなきゃ」「自分の意志が弱いんだ」と思い込んでいませんか?

…正直、僕もそうでした。でも、違ったんです。

原因は、まさかの「椅子」。

「がんばってるのに結果が出ない」は、仕組みが悪いだけかもしれない

ある日ふと気づいたんです。「あれ、これって椅子が原因なんじゃ?」と。

腰が痛くて座っていられない。

30分おきに姿勢を変えて、そのたびに集中が途切れる。

最初は自分の“根性”の問題だと思ってました。

でも実際は「環境設計」が足を引っ張っていただけだったんです。

僕たちは“努力”が美徳の文化に生きています。

でも、それが限界を超えると、かえって逆効果になることもある。

努力する前に、仕組みを整える。

精神論ではなく、構造の問題として捉える──これが、僕にとっての大きな転換点でした。

椅子は“環境投資”だった──設計の力で変わるパフォーマンス

そこから、椅子選びの沼にハマります(笑)

10脚以上レビューして、ようやく出会えた1脚。

実はこれ、定価で16〜17万円ほど(かなり交渉して値切りましたが(笑))。

今はもっと高くなってるかもしれません。

でも、仮に1日8時間×年間200日使うとしたら、1時間あたりたったの106円ちょっと。

缶コーヒーより安いんです。

その椅子にしてから、腰痛がほぼ消え、集中時間が大幅に増えた。

結果的に、業務効率も収益も改善された。

つまりこれは「高い買い物」ではなく、「再現性のある投資」だったんです。

ちなみに、過去にレビューした「オカムラ コンテッサ2」の記事もぜひ参考にしてみてください。

👉 オカムラ コンテッサ2のレビュー記事はこちら

1脚で完結しない、“椅子のチューニング”という発想

最近では、「集中作業用」と「クリエイティブ発想用」に椅子を使い分けています。

姿勢を正して脳を集中させたいときと、少し脱力して自由に考えを巡らせたいときでは、最適な椅子が違う。

実際、あえて別の椅子やソファにも座ることで「原点の良さ」を再確認できる瞬間もあります(笑)

なんだか変わってるように聞こえるかもしれませんが…これ、思考の深度に関わる重要な“設計”なんですよね。

「努力しやすい仕組み」を作るのがマネジメントの本質

この考え方、実は仕事全体にも通じるんです。

たとえば、社員が疲弊しているのに「もっとがんばれ」と言い続けるのは非効率。

むしろ「努力しなくても前に進める仕組み」こそが、マネジメントの仕事じゃないでしょうか。

精神論で走るより、誰もが“自然とやれる状態”を設計する。

それが、僕たちが目指す「本質的なラク」のあり方だと考えています。

整えることで、初めて「努力」が活きる

椅子に限らず、照明・机・音・空気感──すべてが思考と感情に影響しています。

自分が集中できないとき、まず「整っているか?」を自問する。

自分を責めるより先に、整える。

これが、長く続く努力を支える“見えない土台”なんじゃないでしょうか。

AIも“努力を助ける仕組み”のひとつ

最近では、AIも僕の「集中をサポートしてくれる環境設計」の一部になっています。

たとえば記事の下書き。

ゼロから書こうとすると、構成に悩み、筆が止まる…ということも多かった。

でもAIに「構成案だけ出して」と頼むことで、“思考の初動”がラクになる。

そのぶん、本当に人間らしい感情やニュアンスに集中できるんです。

あるいは、議事録の要約やタスク整理──「地味だけど頭を使う作業」は、どんどんAIに任せています。

結果として、“脳の集中力”の総量を、もっと重要な判断や対話に使えるようになった。

つまり、AIは「がんばらなくても進む仕組み」の一部なんですよね。

環境を整える。仕組みを設計する。AIを活かす。

これらはすべて、同じ文脈で語れる“現代の努力論”なんだと思います。

まとめ──努力しなくても集中できる「仕組み」から始めませんか?

📣 最後にひとこと

もし、「仕組みで整える」ことに興味が出てきたら、AI活用を前提にした業務の再設計がお勧めです。

セレンデックでは以下のような講座も開催しています:

  • AI Webディレクター講座:

ノーコード・AIを活用して、業務設計やWeb制作を“仕組み化”したい方へ。この講座では、最新のAIツールを駆使し、効率的なWebディレクションの手法を習得できます。プロジェクト管理からコンテンツ作成、さらには顧客とのコミュニケーションまで、AIがどのようにあなたの業務をサポートし、生産性を向上させるかを実践的に学びます。未来のWebディレクターとして活躍するためのスキルを身につけましょう。

→ AI Webディレクター養成講座はこちら

  • AI法人導入講座:

「何から始めたらいいか分からない…」という法人向けに、業務改革のAI導入プロセスを丁寧にサポートしています。この講座では、貴社のビジネスモデルに合わせたAIソリューションの選定から、導入後の運用、効果測定までを一貫して支援します。AIを活用したデータ分析、自動化、顧客対応の改善など、具体的な事例を交えながら、貴社の生産性向上と競争力強化を実現するためのロードマップを提示します。AI導入の成功に向けて、専門家が伴走します。

→ AI法人導入講座はこちら

「人に頼らず、自社で運用する力を育てたい」──そんな方には特におすすめです。

「がんばる前に整える」という視点、まだあまり浸透していないかもしれません。

でも、これこそが“がんばり続けられる土台”になると、僕は思っています。

まずは椅子。

そして光、音、そしてAI。

できることからで構いません。

あなたの毎日が少しでもラクに、気持ちよく、成果に近づくものになりますように。

その第一歩として、環境設計という“見えない味方”を迎え入れてみてください。

迷ったら、いつでも僕たちにご相談くださいね。

努力が足りないんじゃない。

構造が足りなかっただけかもしれません。

あなたの集中力が落ちている理由、

本当に“根性”ですか?

──もしかしたら、“お尻や腰、肩”が静かに悲鳴をあげているのかもしれません(笑)

まずは椅子から。環境設計、始めてみませんか?



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