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Web制作のコンペ・相見積のメリットとデメリット【第5回】Web制作会社の選び方

Web制作 コンペ 相見積もり

Web制作会社を決める際の手段のひとつとして「コンペ」や「相見積もりを取る」という方法があります。

どこのWeb制作会社が自分に合っているかわからないという場合に、複数の会社からの提案を受けられるため有効な手段といえます。

しかし、良いWeb制作会社を選ぶためには、ただやみくもに「コンペ」「相見積もり」をすればよいというわけではありません。

コンペや相見積もりは、依頼を出して後は「気に入ったWeb制作会社を選ぶだけ」といった簡単なものではありません。
発注するクライアント側が準備を怠ると、せっかく作ったWebサイトの売上やアクセスが伸びず、結局別のWeb制作会社に再依頼しなければいけない…ということにもなりかねません。

そんな失敗をしないいおうに、事前に十分な準備をして発注をしましょう。

Web制作会社の選び方の記事一覧はこちらです。

Web制作会社の選び方 記事一覧
Web制作会社の選び方【第1回】Web制作の基礎知識


Web制作のコンペは依頼者側(発注側)の準備が重要

コンペとは?

コンペとは
コンペティション(competition)の略で、クライアント(依頼者)側が複数の会社に対して、希望や目的を伝えて、各社に提案してもらう形式のこと

クライアント(依頼者)は、コンペに参加する各社へ依頼の内容を平等に伝え、企画や見積の内容を比較し、もっとも良いと思う会社を選定して発注します。

コンペは、各企業に依頼を出す「RFP(提案依頼書)」の作成から、Web制作会社の提案提出などを経て選定と、コンペの完了までに最低でも一月程度は掛かります。

そこから正式な発注へと進みますので、Webサイト制作を急いでいる場合は実施できません。

コンペをするメリット
自社では考えられなかったような提案をしてくれることがメリットです。
また、複数の会社から提案されるためバリエーションが豊富で、より良いものを見つけることができます。

コンペをするデメリット
コンペに参加する企業数が多すぎると似たような提案が多かったり、目的が違う提案をされたりする場合もあり、選定に苦労するかもしれません。

また、コンペを行う場合は、依頼する側が提案された内容が「目的に沿ったものか」を判断できなければ、せっかくのコンペも意味がありません。

そして、「デザイン」も選定基準にいれると、デザインはよいけど提案内容が・・ となった時に、選定基準で非常に悩むことになります。
たいていの方は「デザイン」が大好きです(笑) どうせなら綺麗でカッコいいサイトが良いですからね。

ただ、綺麗なデザインと商用デザイン、Webマーケティングは別物で、綺麗なデザインで気に入ったからといって、Webサイトが成功するとは限りません。

最悪、「他社の提案内容を気に入ったデザインの会社に・・」もしくは、「こんな感じのデザインで・・と他の会社に」というモラルを無視した滅茶苦茶なことが起きないとはいいきれません。
(実際のところ、類似の事例は聞いたことがあります。。そのため、弊社ではデザインを重視したコンペは非常に慎重になりますね)

Web制作 コンペ相見積もり デザイン

どうしてもデザインで比べたい場合
そうはいってもデザインは重要で、ダサいコーポレートサイトにしたくないよ! という方もいるはずです。
そのような時は、Web制作会社の過去の制作実績からデザインクオリティを確認して、一定の基準を満たす数社にラフデザインを依頼してみましょう。

さらにデザインにこだわりたい場合は、依頼時に少額とはいえラフデザイン費用をお支払いする、という形式がおすすめです。

ただ、実際はコンペでこちらが選ぶんだから予算はないよ・・という企業が多いかとは思いますが、多少なりともラフデザイン費を用意する会社さんがあります。

その理由は、よほど魅力的な案件でない限り、デザインコンペという時点で実力のあるWeb制作会社は降りてしまう可能性が高まり、

「良いWebデザインにしたいからデザインコンペをしたのに、結果として実力のあるWeb制作会社を選定出来ない」
という皮肉な結果につながることになるためです。

本当にデザインにこだわりたいなら、デザインの制作事例、実績とサービス内容や担当者さんの話を聞いたうえで決定することが大事です。


コンペの開催方法

コンペの開催は、クライアント(依頼者)側がWebサイトや情報サイトで呼びかけを行い場合と、個別で依頼をかけてコンペであることをWeb制作会社に伝えない場合があります。

Web制作会社側から言えば、事前にコンペであることは伝えてもらった方が良いのですが、伝えない方法をとる会社も少なからずあります。
ビジネスマナーとしては伝えておく方が良いです。

また、無料でコンペ参加企業を募ることもできますが、参加企業側の出費(製作費、人件費など)を考えると多少なりともコンペ参加費を出すことをおすすめします。

もし、「御社が有名な会社でそのサイトの実績自体が次につながる」、もしくは「開発予算が大きい」場合はコンペ費用がなくても十分に集まるかと思います。

一方、上記に該当しない、あまり有名ではない小さな会社が小さな予算でコンペをしようとしても、あまり集まらない可能性はあります。
特に大企業出身者が独立して新たに事業を始めたときなどは、以前の感覚が残ってしまっていて「予算も知名度もないけど発注の仕方は大企業」ということもあります。
そのあたりは柔軟に変化してくことをお勧めいたします。

コンペで良い提案を受けるには

コンペは、「コンペを開催します」と宣言しただけで参加企業が集まり、勝手に提案書を作ってくれるわけではありません。

参加企業が集まったら、要件をまとめた書類(RFP(提案依頼書))を用意しオリエンテーションで各社に説明する必要があります。

  • コンペを行えばWeb制作会社が勝手にクオリティの高い提案をしてくれるはず
  • 選定するだけだから簡単
といった考え方は誤解です。

コンペを開催する場合は、内容のしっかりしたRFP(提案依頼書)を用意する必要があります。

RFP(提案依頼書)とは

RFP とは
Request For Proposalの略で、Webサイト開設・リニューアル時の要望や目的、実現したい内容をまとめたもののこと

RFP(提案依頼書)はデザインの凝ったものを作る必要はありません。
あくまでもクライアントからWeb制作会社に対して語弊のないように情報を伝えるためのものです。

どこか1社にだけ口頭で伝えていたけど、別の1社には伝えていなかった。ということでは正確な比較ができません。
RFPをコンペの対象各社に渡すことで、同じ条件で内容や価格、提案を比較することができます。

RFP(提案依頼書)には、以下のような内容をまとめておくとよいです。

  • 事業内容
  • 商品・サービスの詳細
  • 顧客層
  • 自社(商品)の強み
  • 現状の課題
  • Webサイト開設・リニューアルの目的
  • ターゲット層
  • 競合会社
  • サーバーやシステムの利用状況
  • 運営リソース
  • 公開予定日
  • etc


Web制作会社への相見積もりは必要?

Web制作 コンペ、相見積もり

相見積もりとは?

相見積もりとは、目的や要件が明確に決定していて、あとは依頼する会社を選ぶだけというときに、複数の会社に見積もりを取り比較する方法です。
正確に比較するため、相見積もりを取る場合は、条件をしっかりと決め同じ条件で納期や価格を伝える必要があります。

相見積をするか、しないかは意見が分かれるところかと思います。
「とりあえず見積教えて!」という方は非常に多いですが、正確な見積を算出するには何を実現したいのかという内容の整理と工数を算出する必要があり、時間と労力が掛かります。

弊社の場合は、「とりあえず見積教えて!」というお客様の要望に対しては、ざっくりとした概要をお聞きして、あくまで”予算感”としての概算費用をお伝えします。その内容を実現するのであれば、「100万円~150万円くらいの予算感でしょうか」と。

おそらく、発注者側の会社さんは想定している予算、上限の予算があるかと思います。その予算とずれがないかを確認する意味での概算予算を聞くのは有りかと思います。

相見積もりをとるメリット
価格や納期重視の作成の場合は、より安い・より速い納期で対応できるWeb制作会社が一目瞭然です。

相見積もりをとるデメリット
優秀で経験豊富なWeb制作会社ほど案件を断るのが早いです。
実力のある会社であれば、仕事に困っていないので1案件に対して値下げをしてまで対応しません。

金額や納期に折り合いがつかなければすぐに撤退しますので、相見積もりによって値下げを期待しているのであればあまり有効な方法とは言えません。


相見積りの依頼方法

相見積もりを依頼する際は、依頼内容をまとめた書類を用意し「概算」を出してもらうことをおすすめします。
そして、「相見積もりをしている」ことを伝えましょう。

ここでいきなり「正式な詳細見積を教えて欲しい」というのは避ける方がよいです。

個人的にはいきなり詳しい見積りを依頼してくる会社は敬遠しています・・
というのも提案内容次第で、作業内容やボリュームもことなるので単純に価格だけで比べるのは難しいと考えているからです。

要件定義書(RPA)を用意する

多忙で人気があるWeb制作会社ですと相見積もり自体を遠回しに断られたり、相見積もりをするにしても色々とヒアリングしたりする必要があり一定の手間が発生します。

もしどうしてもですが・・「相見積をしたい場合はなるべく詳しい要件定義書(RPA)を用意する」ことをおすすめ致します。

また、ある程度予算が決まっている場合は、事前に想定予算をお伝えしておくと、その中で出来ることを提案してもらえるのでおすすめです。

この時、クライアント側の声でよくあるのは「先に予算を伝えてしまうと、本当はもっと安くできるのに予算一杯の提案、見積をだされてしまうのでは?」と不安に思ってしまう心理です。

もしかしたらそういった会社もあるかもしれませんが、実際には「予算を伝えるからこそ費用確認、提案書を比較する意味がある」のかと思います。
予算の範囲内でどこまで目的を実現してくれるのかが比較のポイントの一つです。

もし、Web制作が初めてで予算感を把握したいのであれば、事前に概算を出してもらいましょう。概算を確認することでWeb制作会社ごとの費用目安はつくはずです。


コンペや相見積もりは何社に頼めばよいのか

コンペや相見積もりを依頼する場合は、3~4社にすることがおすすめです。

コンペや相見積もりには、各社とのコミュニケーションが必要です。そのため、多くの会社に依頼するほど手間と時間がかかります。

また、Web制作会社側から言えば、コンペや相見積もりの会社数が増えるほど、提案をしたところで無駄に終わる可能性が高まります。クオリティの高い提案をしようとしても、そこに費やした時間や人件費が無駄になる可能性が高いのであれば、提案のモチベーションが下がるのはいうまでもありません。

そのため、数多くの会社にコンペや相見積もりを依頼するのではなく、自社にあっていそうな3~4社に絞って依頼することがおすすめです。


コンペや相見積もりの選定基準

Web制作 コンペ相見積もり依頼社数

実績・社歴

Web制作はフリーランスや小さな会社が乱立している業界です。参入が簡単であるため営業力のない会社や、実力のない会社は数年で撤退していきます。

もちろん実力のある担当者がいれば、フリーランスでも小さな会社であっても最後まで満足のいく対応をしてくれます。

しかし、中には「運用を依頼していたのに気づいたら音信不通になっていた…」なんてこともあり得ます。
このようなことが起きないよう、実績、社歴、設立年数、そして担当者が信頼できるかどうか、という部分もチェックしておきましょう。


担当者

Webサイト制作で一番大切なのは、コミュニケーション力と発注側とWeb制作会社の担当者同士の相性です。
安心して依頼できるのは営業トークではなく「顧客視点」「柔軟性」「提案力」を持った担当者です。

そのためには、クライアントの依頼内容や目標などをしっかり聞いて、それを達成するための提案をしてくれるかどうかがポイントです。


提案内容、更新方法

当たり前ですが、Web制作会社からの提案内容はクライアントから見聞きした目標や希望をくみ取ったもののはずです。

本当に、提案内容が課題に対して現実的に解決できるものになっているか、自社の事業を理解して作成しているかは大きなポイントです。

また、Webサイトは公開して完成ではないため、自社のスタッフでも簡単に更新することができるかも重要です。(もしくは運用後のことも視野にいれた提案になっているか)


価格

価格が安ければ良いというわけではありません。
予算に対して、どの程度の提案でどのくらいの見積もりを提示してきているのかを判断します。

Web制作の場合、初期費用だけでなく運用費用についても提案されていることが一般的です。どちらか一方は安いが、総合すると高いといったこともあるので、実現したい売上・利益を考えてどこまでなら出せるか、といった視点で検討することがおすすめです。


納期

依頼者側は希望するWebサイトの公開日に間に合うかどうかを確認しましょう。

工程ごとに無理のないスケジュールが組まれており、最終的な公開日が希望日に間に合っていれば問題ありません。 工程ごとのスケジュールがなく公開日だけ記載されている場合は、本当に間に合うか心配になってしまいます。

そして、Web制作は発注する側も作業することが多数あります。発注側の用意するデータが間に合わなくて納期が遅れる・・ということもた多々あるので、制作スケジュールだけでなく、自社(発注側)で行うべき業務のスケジュールもしっかりと確認しておくことが大事です。

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保守・運用

Webサイトの公開後のフォローについて評価します。
Webサイト公開後に自社でも簡単に更新できるか、更新方法のレクチャーがあるかを確認しましょう。定期的に運用を依頼する場合は、依頼内容とその運用費用についても確認が必要です。



Web制作会社選びはコストか投資か

Web制作会社を選ぶ際、価格だけで比べるのはおすすめできません。

どこで購入しても同じ商品であれば、「価格で比べてより安いところで購入する」のは当然です。

しかし、Web制作においては、「同じ費用でもWeb制作会社次第で納品物のクオリティ、成果は異なる」という結果になります。

大きなリターンを得るにはそれなりに費用、投資が必要になります。
(ごくたまに、10万円、20万円の制作費用で年間数百、数千万円の売上アップを期待している人もいますが、そこまで美味しい話はあまりありませんからね・・)

費用だけでなく、掛けた費用でどれだけの成果、リターンを期待しているのかということを念頭に発注するWeb制作会社を選定することが重要です。


Web制作会社の選び方 目次

Web制作会社の選び方TOP
【第1回】Web制作の基礎知識

Web制作会社決定前
【第2回】Web制作会社を探す前に用意しておきたいこと
【第3回】Web制作会社のタイプと特徴
【第4回】タイプ別おすすめの探し方
【第5回】コンペ・相見積のメリットデメリット
Web制作会社の探し方 個別依頼と一括見積サイト どちらが便利?

Web制作会社決定後
【第6回】発注までの流れと契約の内容
【第7回】丸投げ厳禁! Web制作会社への依頼で失敗しない為に発注者が気をつけるポイント
【第8回】Web制作会社に依頼出来ること
※準備中【第9回】Web制作会社からの提案内容と決定について
※準備中【第10回】Web制作の予算と納期



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