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Webサイトで注意したい記号・表記の種類とルール

記号

Webやブログで文章を作成する際に、「『括弧』の中に『括弧』をいれる場合の『括弧』のつけ方」や「記号のつけ方」で迷ったことはありませんか?

ここでは、記号の種類と使い方についてまとめてみました。

約物(やくもの)とは?

言語の記述に使用する記号類は印刷用語で約物(やくもの、英:punctuation mark)と呼ばれています。

一般的には「記号」という人が多いかもしれませんね。

具体的には、句読点などの区切り符、括弧類などのことです。

Webサイトの表記も、印刷物の表記ルールに従うことで読みやすい文章を作成することができます。

例えば、導入部分で出てきた

括弧の中に括弧を入れる場合の括弧のつけ方や記号のつけ方で迷ったことはありませんか?

という文章。早口言葉みたいで読みづらいです。

「『括弧』の中に『括弧』をいれる場合の『括弧』のつけ方」や「記号のつけ方」で迷ったことはありませんか?

記号を入れることで、随分読みやすくなります。

では、主な記号の種類とルールを見ていきましょう。

区切り符

区切り符の種類と使用方法

読点(とうてん) 〔、〕

日本語文書で文の途中の区切りや付け足し(同格)に使う記号です。

読点のルールが無視された文書は、とても読みにくくなるので注意が必要です。

例)

読点は文章をわかりやすくするために文中の区切りとなる箇所に打つ記号です。

句点(くてん) 〔。〕

日本語文書で文末に使う記号です。

例)

句点は文末に使う記号です

中黒(なかぐろ)、中点(なかてん)、中ぽつ(なかぽつ)、黒まる(くろまる) 〔・〕

同系列の事物を並べる場合や、外国人の名前の区切りに使う記号です。

ただし、基本的には単語を並べる場合は、読点〔、〕を使ったほうがわかりやすいです。

例)同系列の事物を並べる場合

中学校

例)外国人の名前の区切り

ドナルドトランプ

カンマ 〔,〕

欧文文書で文の途中の区切りに使う記号です。数字の桁区切りなどにも使います。

例)欧文文書での文の途中の区切りに使う場合

How to use punctuation mark is difficult, but it is easy to learn.

例)数字の桁区切りに使う場合

12,345円

ピリオド 〔.〕

欧文文書で文末に使う記号です。

次の文が続くときは、ピリオドと次文の先頭の間に1スペース(半角1文字分)空けるルールがあります。

例)

How to use punctuation mark is difficult,but it is easy to learn. Do not think hard.

その他の区切り符

その他にも様々な区切り符があります。

疑問符(英:question mark)〔?〕

感嘆符(英:exclamation mark) 〔!〕

コロン 〔:〕 

セミコロン 〔;〕 

区切り符のルールと注意事項

日本語文書でも、文中の区切りに読点〔、〕でなくカンマ〔,〕を使う業種があります

日本語文書でも、文中の区切りに読点〔、〕でなくカンマ〔,〕を使う業種があります。弁護士、法務省などの法曹界が該当します。

理由としては、裁判文書にカンマ〔,〕が使われているからです。

括弧(かっこ)類

括弧(かっこ)類の種類と使用方法

丸括弧(まるかっこ)、小括弧(しょうかっこ) 〔( )〕

英語では「パーレン (英: parenthesis, paren)」と呼ばれています。

単語の読みがな、注記など補足をする時、強調表現に使う記号です。

(1)(2)(3)といったように番号に使ったりもします。

例)単語の読みがな

括弧(かっこ)

例)補足をするとき

一般的に()は丸括弧(または、小括弧)と呼びます。

波括弧(なみかっこ)、中括弧(ちゅうかっこ) 〔{ }〕

英語では「ブレースまたはブレイス (英: brace) 」、「カーリーブラケット(英:curly bracket) 」、「カール (英: curl)」 などと呼ばれています。

日本語の文法においては決まった用法がありませんが、丸括弧()が入れ子になる場合に用います。

例)入れ子にするとき

{中括弧(最近は中括弧とは呼びません)}

角括弧(かくかっこ)、大括弧(だいかっこ) 〔[ ]〕

英語では「ブラケット (英: bracket) 」と呼ばれています。

日本語の文法においては決まった用法がありませんが、丸括弧()、波括弧{}が入れ子になる場合に用います。

丸括弧の代用で使われることもあります。

例)入れ子にするとき

[大括弧{最近は大括弧(だいかっこ)とは呼びません}]

鉤括弧(かぎかっこ) 〔「 」〕

短い発言や会話、論文や映画などのタイトル、強調表現などに使う記号です。

例)発言や会話

「カッコの使い方は難しい」と言う方がよくおられますが、本当にそうでしょうか?

例)論文のタイトル

「鉤括弧について」という論文を書いた。

例)映画のタイトル

「スター・ウォーズ」は、昔から人気のある映画です。

二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ) 〔『 』〕

書籍名、短めの見出し、会話中の会話、強調表現などに使う記号です。

先ほど映画のタイトルを鉤括弧にしましたが、二重鉤括弧を使う人もいます。

どちらでも間違っていませんが、同一文書内では統一しましょう。

作品名は鉤括弧「」、雑誌名は二重鉤括弧『』など、分けて使うこともあります。

鉤括弧「」を入れ子にする場合にも使用します。

例)入れ子の場合

「いつもあなたは『カッコの使い方は難しい』と言っているけど、本当にそうかな?」と言われた。

例)書籍名

『うまい!と言わせる文章の裏ワザ』を読んだ。

その他の括弧類

その他にも様々な括弧があります。括弧は強調表現や文字の修飾などにも使われまることも多いです。

隅付き括弧(すみつきかっこ) 〔【 】〕

亀甲括弧(きっこうかっこ) 〔〔 〕〕

山括弧(やまかっこ) 〔< >〕 

二重山括弧(にじゅうやまかっこ) 〔《 》〕 

クオーテーション・マーク 〔” ”〕

括弧類のルールと注意事項

括弧内括弧のときの順番(複数の括弧を利用するときのルール)

日本では複数の括弧を利用する場合、括弧の順番は角括弧>波括弧>丸括弧となり、下記の順番になります。

[{( )}]

しかし、これは日本独自の用法で国際的には違っていて下記のような順番となります。

{[( )]}

どちらがよいということはありませんが、日本語のサイトなら日本の基準に従ったほうが無難でしょう。

ちなみに、鉤括弧は下記の順番になります。

「『 』」

鉤括弧内の会話では文末に句点をつけない!

鉤括弧「」内の文章に句点〔。〕を入れるかどうか迷うことはありませんか?

会話文だけで一段落の場合、鉤括弧の区切りは文の区切りになるので、正式には句点〔。〕を入れません。

ただし、これは厳密なルールというわけでもなく、句点〔。〕を入れること自体は間違いではないです。

ただ、同一文書内ではどちらかに統一しましょう。

例)

「鉤括弧内には句点を入れない」と言われて驚いた。

文末に丸括弧がくる場合、句点はその後につける

文末に丸括弧付きで補足を付け加える場合、句点〔。〕は丸括弧の後ろに付けます。丸括弧内の補足も前の文の一部として考えます。

例)

丸括弧付きで補足を加える場合、句点は丸括弧の後ろに付けます(意外と知られていないです)。

ただし、例外もあります。著者や引用元のクレジットを示す場合や、補足が複数の文にかかる場合は丸括弧の前に句点が入ります。

補足が直前の文のみと一体的であるかどうかがポイントです。

例)

丸括弧の前に句点が入ることもあります。(出典:カッコについて)

丸括弧は補足を添えます。また、引用にも使われることがあります。(丸括弧とは( )のことです)

つなぎ符

つなぎ符の種類と使用方法

波形・波ダッシュ 〔~〕

時間や空間のへだたりを示すときに使用する記号です。

話し言葉を柔らかくするために使用されることもありますが正式な用法ではありません。

飾り罫線として用いられることもあります。

例)時間のへだたり

10時16時

例)空間のへだたり

東京新大阪

ダッシュ〔―〕

つなぎ、引用、文末を切って意図的な疑惑や考慮を表したり、余韻や余情を示す場合に使用する記号です。

例)

「まさかあの人がそんなことを言うなんて――

三点リーダ 〔…〕

主に省略、沈黙、ためらい、時間経過をあらわすときに使用する記号です。

二点リーダもありますが、あまり使用されていません。

例)

「何か言うことはないのか?」

……

つなぎ符のルールと注意事項

三点リーダーやダッシュは2文字1セットで使用する

〔……〕と〔――〕というように2文字1セットでつなげるの一般的です。

1文字で使っている例も多いので、これもどちらが正しいとは言い切れませんが、文章のバランスを考えて挿入するのがよいでしょう。

三点リーダーの中黒での代用

たまに中黒〔・〕を3つ並べて〔・・・〕三点リーダーのように使っている例が見受けられますが、正しい用法ではないので使わないほうが無難でしょう。

多用にはご注意を!

小説などで感情を表現するために使用するのは効果的ですが、解説文や論文に入れるとうるさく感じられる場合があるので、多用しないようにしましょう。

 

しるしもの

しるしものの種類と使用方法

米印(こめじるし) 〔※〕

注釈をつける場合に使う記号です。

アスタリスク 〔*〕

注釈をつける場合に使う記号です。

ナンバー、ハッシュマーク、井桁(いげた) 〔#〕

ナンバリングや情報処理でよく使われる記号です。

矢印(やじるし) 〔→〕

方向、順路を示します。

〔>〕と同様に、リンクの前に使われることもありますが、最近では矢印アイコンをつけることの方が多いです。

インターネットでよく使われる記号

インターネットでよく使われる記号の種類と使用方法

アットマーク 〔@〕

単価記号です。メールアドレスで使われていますね。

Cマーク 〔©〕

著作権表示(英:copyright)を意味します。

Rマーク 〔®〕

登録商標(英:Registered Trademark)を意味します。

TMマーク 〔™〕

Trademarkの略語であって、単に「商標」を意味します。

TMマークは登録していない商標(例えば出願前の商標や、出願中の商標)についても付けることができます。

終わりに

Webサイトやブログなどに文章を書く際には、内容も大事ですが読む人にとってわかりやすく書かれているかどうかも大事です。

記号を適切に使うことで、読み手にとってわかりやすく伝わる文章を作成したいですね。

(参考サイト)

wikipedia(約物)

W3C 技術ノート(日本語組版処理の要件)


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